2014年12月10日

イスラム国からのリクルート

フランスはイスラム国を当然認めてはいませんから、攻撃を加えています。現在は空爆を思い出したかのように時折実施する程度で地上部隊の展開までにはいっていません。仮に展開となれば私の原隊である第1外人騎兵(機甲)連隊と第2外人歩兵連隊になるのは必至です。

イスラム国はフランス空軍の空爆開始からSNS FACEBOOKを通じ、フランス空軍関係者を対象に FACEBOOK上にアップしている家族の写真、そして住んでいる場所を特定した上で脅迫と言う手段を使ってきました。これがフランス陸軍にまでこういった行為が行われ始めたので家族の写真はアップしない、外人部隊関係者だとは分からないようにするということを言われています。


どなたかが、私のこのブログを便所の落書き、身元も明かせないのか?と仰ってましたが、当然明かせませんし。又、偽者を追及すると言う行為を非難する前に偽者を非難すべきであるという順序を間違えた発言だとし、取り合わないことにしました。


さて、外人部隊にも多数のアラブ系の隊員がいます。そういう彼らには脅迫と言うよりもリクルート工作が行われている節があります。非常に危険です。

現在、トルコとシリアの国境線はおそらくはトルコの意図的な手抜きで国境線はザル状態であるようです。イスラム国の人間が平気でトルコ国内に侵入したり、イスラム国志願者がトルコ経由でイスラム国へ入っているのは確認済みです。


イスラム国のリクルート対象は何もアラブ系にとどまらず、又外人部隊であるとかないとかは関係なしに主に、いわゆる反米保守と言う層が重点対象なようですね。
必ずしもそうだとは言いきれないところがイスラム国の恐ろしさでもあります。   トルコは親日国であると盛んに言われていますが、果たして本当でしょうか?エルトゥール号の事件とイラクでの日本人乗客救出などで両国は仲が悪いわけでは決して無いのは事実です。しかしトルコは同時に韓国とも異常に仲がいいのも事実です。両てんびんをかけている節があります。  トルコは今回のイスラム国の件で欧米に相当干渉を受けていてトルコ国民の不満も高まり、又クルド人と言うトルコとは相容れない民族の受け入れ支援と言うことも行わなければならず、又イラクのキリスト教徒の救出にも関与せざるを得ず、ますますトルコは混迷を深めています。トルコはイスラム色が薄い国ですが、それでもやっぱりイスラム教の国ですからイスラム国に同調するものも多数いるようですからやっぱり危険です。

外人部隊にもトルコ人はいますが、物凄く少数です。私が在籍していた期間で見かけたのは2人だけ。





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Posted by legion84  at 07:08 │国際情勢


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